共働きご夫婦とわんぱくな2人の男の子、4人家族の暮らすお家です。
周囲の山々や田んぼの眺めを生かしたお住まい。どこにいても様子がわかる、子育て世代にうれしい間取りです。
子どもが物心つくまでに
定住したいと思い、
実家の隣で家づくりを
スタートしました。
賃貸アパートに住んでいて、家賃にお金が消えていくのがもったいないと常々思っていました。ちょうど私が育休中で、「ゆっくりマイホームのことを考えられるこのタイミングに動きたい。」「転園や転校をしなくていいように子どもが物心つくまでに定住したい。」と思い、お家づくりを始めることにしました。
家族に相談したところ、祖母が高齢で畑の世話ができなくなり、実家の敷地内の畑があった場所に家を建てたらどうか、と言ってもらったんです。子育て面で安心ということもあり、実家の隣でお家づくりがスタートしました。
子育てを楽しみ、家族との時間を
大切にできる暮らしが理想。
それを間取りにも
反映してもらいました。
三上山や連なる山々、田んぼ、神社の桜並木など、周囲ののどかな風景が見えるように、各階には大きな窓を配置していただきました。
また、共働きのため実家の側で両親の協力も得ながら、子育てを楽しみ、家族との時間を大切にできる暮らしが理想でした。動きやすく、1階全体を見渡せるキッチンや水回りの無駄がないスムーズな動線も工夫されています。洗濯したらすぐに勝手口から物干しスペースへ移動でき、取り込んだ洗濯物はそのままクローゼットへ収納できます。全て最短距離でできるので、ストレスフリーですね。
好奇心旺盛な子どもたちですが、
目の行き届く間取りが
一つの安心材料です。
アパートに住んでいた時は、騒音や汚れを気にして子どもの行動を制限しなければならないことが、子どもも親もお互いにストレスでした。家を建ててから、それが解消され、のびのび暮らせるようになりました。子どもたちのやんちゃ度は増しているので、無垢の木の床は、キズと落書きだらけですが、それも味だと思えますし、床は削ることができるのでまたリセットできると大きく構えています。
設計時の要望通り、どこにいても家族の気配が感じられる家になっていて、目も届きやすく、まだまだ手のかかる子どもがいる親としてはありがたい間取りです。子どもたちは好奇心のかたまりなので、外では常に気を張っていないといけないけれど、家で過ごす時はホッとできる、この間取りが一つの安心材料になっています。
この土地に、
そして私たち家族に、
これ以上ピッタリ合う家はないと
思っています。
2階が畳の寝室なんですが、階段を上がったらすぐ布団なので、みんな布団へダイブしています。大きな窓から外をのぞいては、「あ、今バスが通った!」「鳥が並んで飛んでいる!」など窓から見える景色を家族で楽しんでいます。
朝には朝日が差し込んでくるので、目覚まし時計がなる前に目覚められ、夜には「今日の月は上弦の月って言うんだって」と、子どもたちと月の満ち欠けの名前を覚えたり、自然のリズムを感じながら生活しています。この土地に、そして私たち家族に、これ以上のピッタリの家はないなと思えるほど過ごしやすい、永く愛せる家です。
- 竣工
- 2020年
- ご家族構成
- ご夫婦+お子様2人
- 敷地面積
- 310.27㎡(93.85坪)
- 延床面積
- 106.49㎡(32.21坪)
- 1階面積
- 69.23㎡(20.94坪)
- 2階面積
- 37.26㎡(11.27坪)